包茎手術は比較的短時間で終わるものの、術後の過ごし方次第で回復のスピードや仕上がりに差が出ます。ここでは、術後に避けるべき「NG行動」を紹介します。せっかくの手術を無駄にしないためにも、ぜひチェックしておきましょう。
まず最も注意すべきなのが、性行為やマスターベーションの早期再開です。術後は傷口が完全に塞がっていない状態ですので、強い刺激は出血や縫合のほつれを引き起こします。再開の目安は一般的に術後4週間ほど。医師の許可が出るまでは絶対に控えましょう。
次に避けたいのが、入浴やシャワーの誤ったタイミングです。術後すぐに湯船に浸かることは感染のリスクを高めるためNG。基本的には翌日から軽いシャワーが可能ですが、患部を濡らさないよう注意が必要です。清潔に保つことは大切ですが、過剰に洗うのも逆効果になるため注意しましょう。
また、激しい運動や長時間の立ち仕事も術後数日は控えましょう。患部に負担がかかることで腫れが強くなったり、回復が遅れたりする可能性があります。出勤や通学も、できれば術後2〜3日はゆっくり休むのが理想です。
さらに意外と多いのが、タイトな下着の着用によるトラブルです。締め付けの強いブリーフやジーンズは患部を圧迫し、擦れて炎症や痛みを引き起こすことも。術後1週間ほどは通気性の良いボクサーパンツなどを着用しましょう。
術後は「何もしない」ことが一番のケアになる場面もあります。焦って日常生活に戻るより、数日間は体と患部をいたわる意識を持つことが、回復への近道です。