仮性包茎を放置するとどうなる?軽視しがちな3つの落とし穴

仮性包茎は、手で包皮を剥けば亀頭を露出できる状態です。そのため「特に問題ない」「治療する必要はない」と軽く見られがちです。しかし、実は放置することでさまざまなリスクが潜んでいることをご存じでしょうか?
まず1つ目は衛生面の問題です。仮性包茎は日常的に包皮が亀頭を覆っている状態のため、恥垢や尿が溜まりやすく、不快なにおいやかゆみの原因となります。見た目では清潔に見えても、包皮の内側に細菌が繁殖しやすい環境が整っており、性病のリスクも高まります。
2つ目はパートナーへの影響です。仮性包茎を放置していると、性行為の際ににおいや恥垢に気づかれ、関係に悪影響を及ぼすことがあります。さらに、亀頭が常時保護されているために外的刺激に慣れておらず、早漏の原因となってしまうことも。
3つ目はメンタル面での負担です。「見られたくない」「裸になるのが恥ずかしい」という思いが、温泉や性行為への消極姿勢につながり、自信の低下にも直結します。思春期や大人になってからも、自己肯定感の妨げになることがあるのです。
もちろん、すべての仮性包茎が直ちに治療を必要とするわけではありません。しかし、上記のような衛生・性・心理的な悩みがある場合、包茎手術によって改善される可能性があります。
「放置しても大丈夫」と思い込まず、一度医師の診察を受けてみることで、新たな選択肢が見えてくるかもしれません。

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